トマトの季節がやってきた
◇豚肉とキャベツの甘酢炒め
いよいよトマトが美味しい季節がやってきた。野菜のなかでもトマトほど個性的でパワフルな食材はないから、それが使えると想像するだけでワクワクだ。
そんなわけで、今年初のトマトを使った料理をつくった。料理っていうのは、レシピ通りにつくれば自動的に美味しくできあがるというものではない、という点がなんともむずかしい。私の場合でいえば、だいたい1週間に1回ぐらいしか、仕上がりの満足のいくケースがない。一生懸命つくっても、口を付けた瞬間、「あちゃー、失敗した~」という経験は数知れず。
しかも今回の料理は、昨年以来だから、ダメもとのつもりでとりかかった。ところが食べてびっくり、美味しいではないか。うーん、偶然のなせるわざか。まあ、もともと炒めるだけの簡単料理だから当たり前か。
料理で肝心なのは、食材に熱を通しすぎないこと。とりわけ野菜の場合、ほどよい固さに仕上げてこそ、全体が引き立つ。ブロッコリーにはブロッコリーの、オクラにはオクラの最適の固さがある。その最適限界を1ミリ(?)でも超えてしまったらアウトだ。
今回の勝因は、タマネギの固さだ。偶然、いつもよりも強火で短めに炒めたところ、ほどよい固さに。おお、タマネギって意外と固いほうが美味しいのだ。
それにしても酢をつかった料理は美味しい。夏になるとなんで身体は酢を求めるのだろう。
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